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第221回 キッズQ:リンゴはどうして1年中食べられるの?

  



■□ 果物&健康N8WS Vol.221
□■  2008年10月31日(金)


みなさん、こんにちは。お元気ですか。
特集は「キッズQ:リンゴはどうして1年中食べられるの?」です。
携帯メルマガをゆっくりとお楽しみください。────────────────────────
毎日くだもの200グラム以上食べましょう!
公式ホームページは http://www.kudamono200.or.jp

:::■ メニュー ■::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 ◇ 「交雑」と「交配」の違い
 ◇ みかんキャッチコピー決定
 ◇ 今週のレシピ:リンゴ
 ◇ キッズQ:リンゴはどうして1年中食べられるの?
 ◇ 読者から:子供たち用パンフレットはありますか
 ◇ 品種紹介:リンゴ「つがる」
 ◇ ゼミ・卒論・食育に役立つ資料:食育基本法
 ◇ 読者から:柿の思い出
 ◇ 読者から:カキを好む人の割合について
 ◇ 読者から:柿の接ぎ木について
 ◇ 読者から:青リンゴと赤いリンゴ
 ◇ 文学の中の果物:銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
 ◇ 今週の果物
 ◇ 今日のフォト
 ◆ 広告
 ◇ 編集部より



□ 「交雑」と「交配」の違い

 先週号に「交雑」と「交配」についての記事がありましたが、日本育種学会編「植物育種学辞典」に両者の違いについての解説がありました。参考になれば幸いです。   (ST)

 交配とは、種族維持のために2個体間で有性生殖を進める行為。高等植物では受粉して種子を実らせること。

 両親の遺伝子型の異同を問わないかけ合わせが交配であり、遺伝子型の異なった個体間の交配が交雑である。特に、着目する遺伝子座について優性ホモ接合型と劣性ホモ接合型の個体間の交配を狭義の交雑とし、広義の交雑と区別することもある。

 交配と交雑は遺伝・育種学の用語として、しばしば混同されて用いられているが、区別すべきである。




□ みかんキャッチコピー決定

○ からだにいいことβ習慣!

 皆様からもご応募頂いたみかんのキャッチコピーですが、上のものに決定しました。残念ながら、ご応募頂いた作品の中からは選ばれませんでした。β−クリプトキサンチンという長い名前をどうや
って扱うかが難しかったようです。私も考えてみましたが、さっぱりでした。

 採用作品には選ばれませんでしたが、ご応募頂いた作品の中から入選作品を選定しましたので、発表いたします。

○ β−クリプトキサンチン 長い名前は効果のあかし 摂るのは簡単 みかんを2つ

○ みかんのβ 天の恵みを 食べーたい

 上の作品を応募された方には果物グッズを郵送いたします。皆様にはたくさんの作品をご応募頂き、ありがとうございました。




□ 今週のレシピ:リンゴ

○ 簡単りんごパイ

○ りんごチーズ巻きフライ

○ リングりんご


材料、作り方と出来上がりの写真は下記のサイトです。
http://www.ja-m.iijan.or.jp/column/recipe/330/




□ キッズQ:リンゴはどうして1年中食べられるの?

 果物や野菜など青果物は他の商材と比べて、あまり貯蔵性がありません。でも、今が旬のリンゴは、一年中食べることができます。その秘密はリンゴの貯蔵法にあります。

 4月頃から8月頃に食べるリンゴはCA貯蔵庫という特別な貯蔵庫に入れられています。CA貯蔵とは、貯蔵庫内の大気を装置を使って人工的につくりだす貯蔵法で、CAはControned Atmosphereを表しています。わが国では、リンゴの長期貯蔵に広く利用されており、リンゴの周年供給に貢献しています。

 リンゴは、収穫後も呼吸し、生理作用を営んでいますが、呼吸を抑制すると品質の低下を防ぐことができます。リンゴを低温に貯蔵するだけでも呼吸は抑制されますが、貯蔵庫内の大気中の酸素濃度を下げ、二酸化炭素濃度を高めると、さらに呼吸が抑制されます。

 通常、大気(空気)には、窒素(約78%)と酸素(約21%)、二酸化炭素(0.03%)などが含まれています。酸素濃度が減少すると人間は生きていけませんが、リンゴは酸素濃度を空気の十分の一程度にまで下げても、生きていけます。この時、呼吸が抑制されますが、呼吸活動の低下に伴って生理活性も低くなります。そして、その結果としてリンゴの品質劣化が抑制されます。

 酸素濃度を下げるだけでなく、二酸化炭素の濃度を上げると、さらに呼吸活動が低下します。このように、大気を低酸素・高二酸化炭素の環境にすると、呼吸が強く抑制されます。こうしたCA貯蔵庫にリンゴを入れると老化ホルモンであるエチレンの生成が抑制され、品質劣化の要因である生体内の種々の代謝が抑制されるため、1年中リンゴを新鮮な状態に保つことが出来ます。

 この原理に従って、CA貯蔵庫内を低酸素・高二酸化炭素にするには、貯蔵庫内の大気をプロパンガスで燃焼させて酸素を二酸化炭素に変換して酸素濃度を低下させます。また、過剰に生成した二酸化炭素は、活性炭に吸着して除去します。

 CA貯蔵の一般的な大気組成は、酸素が2〜5%、二酸化炭素が2〜10%です。リンゴでよく使われている大気濃度は酸素3%、二酸化炭素2〜8%で、貯蔵庫の温度は0〜3.3℃です。

 一方、極端な低酸素では、嫌気呼吸が生じて、エタノールやアセトアルデヒドなどの異臭成分が生成して商品価値が失われます。また、二酸化炭素が高すぎると、果実に内部褐変や肉質の軟化、異臭の生成などの障害が発生します。




□ 読者から:子供たち用パンフレットはありますか

 いつも記事を見せてもらってます。ただ、子どもたちにいろんなお話をするときに、人間の身体自体、化学機関の要素があり、どのように栄養に分解されていくか。どこで拒否の指令反応されるか、とかを解りやすいパンフレットはないでしょうか。

 子どもたちが科学ばなれにならないよう、何事にも興味と少しの追求心があれば興味も倍加されると思いますので、そんな企画課またはパンフレット、冊子等があればお知らせください。

 誠に勝手なお願いですが、記事の赤い色がビタミンAに吸収されるを見て、これを子供たちの気持ちになりました。ヨロシク。  (mf)

【編集部】
 メールありがとうございました。残念ながら子供たちのためのパンフレット等は作成していません。しかし、子供たちへの食育の必要性は十分に認識しています。

 そのため、ぜひメルマガ「果物&健康NEWS」をご利用いただき、子供たちとの会話にお使いいただければ幸いです。また、本メルマガのキッズQも、子供たちへ直接情報を伝えるというより、「皆様から子供たちに伝えていただく」をコンセプトにしています。




□ 品種紹介:リンゴ「つがる」

 「つがる」は「ゴ−ルデン・デリシャス」と「紅玉(こうぎょく)」を交雑して育成された早生品種です。収穫期は9月中旬で、果実の大きさは300g前後です。果形は円形〜長円形で玉揃いが良好です。果皮色は紅色で鮮紅の縞が入ります。肉質はち密で、果
汁が多く、酸味が少なく、甘味が強いのが特徴です。収穫は着色の良好な果実から、2〜3回に分けて行います。

 花粉親は、長い間不明とされ、「祝」との説がありましたが、1992年にDNAフィンガ−プリント法による弘前大学の鑑定の結果、「紅玉」と特定されました。

「つがる」の果実の写真は下記のサイトで見られます。
http://www.fruit.affrc.go.jp/kajunoheya/
ikuseihinsyu/data/hinsyu/pr-tsugaru.html





□ ゼミ・卒論・食育に役立つ資料:食育基本法

 二十一世紀における我が国の発展のためには、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際社会に向かって羽ばたくことができるようにするとともに、すべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。

 子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身に付けていくためには、何よりも「食」が重要である。今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。もとより、食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。 −食育基本法 前文より

食育基本法は下記のサイトで読むことが出来ます。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H17/H17HO063.html




□ 読者から:柿の思い出

 いつも貴重な情報を提供いただき感謝申し上げます。
私は都内で日本ナシを栽培している者です。

 今回、メルマガにありましたカキについての思いでをお送り致します。私の祖父は90才まで元気に農業を営んでいました。植木屋から婿に来た接ぎ木の名人で、若い頃は一日5,000本の接ぎ木をしていたそうです。

 旅行に行く度、美味しい果物があると穂木を譲り受け、自宅には珍しい果物が一杯ありました。渡す方もまさかこんな爺さんが接ぎ木なんで出来ないだろうと考えていたと思います。しかし、100発100中、全て活着していました。

 その祖父が亡くなった折り、多くの農家から庭のカキは祖父に接いでいただいたものだと感謝されました。不完全甘柿の禅師丸を次郎に接いで廻ったのだということが亡くなってから解った次第です。(種苗法違反です。私はそんなことしません...)

自宅のカキは太秋、夕紅に代わりました。ナシの接ぎ木をする時、カキが色付いた時、「更新は思い切ってやれ」と接ぎ木ナイフを手にした祖父の言葉が思い起こされます。  ペンネーム:ナシ「秀玉」より

【編集部より】
 メールありがとうございました。1日5,000本はすごいです。さすが接ぎ木名人です。カキに限らず果物の想い出メールをお待ちしています。




□ 読者から:カキを好む人の割合について

 カキを好む人の割合は年齢と比例していて、若い人はあまり食べないとの記事で、それに同感とのご意見が載せられていました。私は、果物の中で一番好きなのは残念ながら柿ではなくて八朔なのですが、柿も好きです(ちなみに30代です。まだ若い方に入れて頂けるのでしょうかね??)。

 学生の頃は、秋になるとお弁当に柿を入れてもらうのを楽しみにしていました。干し柿も大好きで、おいしそうなものを見つけるとたくさん買って冷凍しておき、大事に食べています。

 ただ、柿というのは皮をむく時に滑って、リンゴやナシなどに比べるとちょっと剥きにくいですよね? それが敬遠されてしまう理由なのでしょうか? (夢枕)

【編集部】
 メールありがとうございました。カキが好きな人の割合などについてのご意見、ご感想をお待ちしhています。




□ 読者から:柿の接ぎ木について

  接ぎ木は成功するのですが、新芽が20cm伸びたところで葉が茶色になり、枯れてしまいます。何が原因でどうすれば良いのでしょうかご教授ください。宜しくお願いします。 (kt)


【編集部】
 メールありがとうございました。現在、専門家に問い合わせ中です。来週には回答できると思います。しばらくお待ちください。




□ 読者から:青リンゴと赤いリンゴ

 毎週メルマガが届くのを楽しみにしています。

 以前はミキサーによる酵素の破壊について、丁寧にご回答いただきありがとうございます。毎朝のフレッシュジュースは出来たてを飲むので問題ないと判断し、日々楽しんでいます。

 今の時期、柿を使ったジュースは口当たりもよく、本当に美味しいです。特に梨と合わせるのが気に入っています。

 さて今回は、リンゴポリフェノールの含有量は、青リンゴと赤いリンゴとでは違いがあるのかをお伺いしたくてメールしました。

 リンゴポリフェノールの一種つプロシアニジンが、青リンゴは赤リンゴの4倍ある説と、変わらない説の両方を見つけてしまい、どちらが正しいのか悩んでおります。

 どうぞよろしくお願いいたします。  (東京都:Noriko)

【編集部より】
 メールありがとうございました。青いりんごと赤いリンゴではつプロシアニジン含量に差はあります。品種や産地、気候によっても生成量に違いがありますが、このことを問題にするほどの違いはありません。また、皮に含まれているつプロシアニジン含量の比較は、あまり有効ではありません。なぜなら、皮だけ食べることはまれだからです。果肉と一緒に食べると、皮だけのデータほど含量に差がないのが普通です。

 同様な質問に「皮ごと食べる方がよいか」がありますが、皮ごと食べても違和感がないなら皮ごと食べてください。でも、3日でリンゴを食べるのを止めるのなら、皮をむいて毎日リンゴを食べるのが良いと思います。人の健康は、特定の食材を1回食べたかどうかでは決まりません。健康の維持、増進には、適切な食習慣を長く続けることによって形成されます。

 メディアなどでは、直ぐにランキングを発表し、ランクが1つでも下だとダメなような風潮がありますが、食生活では、特定の食材にこだわるより様々な食材を食べる方が有効です。食事は美味しく食べるが基本です。





□ 文学の中の果物:銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

五、天気輪(てんきりん)の柱

 牧場のうしろはゆるい丘になって、その黒い平らな頂上は、北の大熊星(おおぐまぼし)の下に、ぼんやりふだんよりも低く連って見えました。

 ジョバンニは、もう露の降りかかった小さな林のこみちを、どんどんのぼって行きました。まっくらな草や、いろいろな形に見えるやぶのしげみの間を、その小さなみちが、一すじ白く星あかりに照らしだされてあったのです。草の中には、ぴかぴか青びかりを出す小さな虫もいて、ある葉は青くすかし出され、ジョバンニは、さっきみんなの持って行った烏瓜(からすうり)のあかりのようだとも思いました。

 そのまっ黒な、松や楢(なら)の林を越(こ)えると、俄(にわ)かにがらんと空がひらけて、天(あま)の川(がわ)がしらしらと南から北へ亘(わた)っているのが見え、また頂(いただき)の、天気輪の柱も見わけられたのでした。つりがねそうか野ぎくかの花が、そこらいちめんに、夢(ゆめ)の中からでも薫(かお)りだしたというように咲き、鳥が一疋(ぴき)、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。

 ジョバンニは、頂の天気輪の柱の下に来て、どかどかするからだを、つめたい草に投げました。

 町の灯は、暗(やみ)の中をまるで海の底のお宮のけしきのようにともり、子供らの歌う声や口笛、きれぎれの叫(さけ)び声もかすかに聞えて来るのでした。風が遠くで鳴り、丘の草もしずかにそよぎ、ジョバンニの汗(あせ)でぬれたシャツもつめたく冷されました。ジョバンニは町のはずれから遠く黒くひろがった野原を見わたしました。

 そこから汽車の音が聞えてきました。その小さな列車の窓は一列小さく赤く見え、その中にはたくさんの旅人が、苹果(りんご)を剥(む)いたり、わらったり、いろいろな風にしていると考えますと、ジョバンニは、もう何とも云えずかなしくなって、また眼をそらに挙げました。
 あああの白いそらの帯がみんな星だというぞ。

 ところがいくら見ていても、そのそらはひる先生の云ったような、がらんとした冷いとこだとは思われませんでした。それどころでなく、見れば見るほど、そこは小さな林や牧場やらある野原のように考えられて仕方なかったのです。そしてジョバンニは青い琴(こと)の星が、三つにも四つにもなって、ちらちら瞬(またた)き、脚が何べんも出たり引っ込(こ)んだりして、とうとう蕈(きのこ)のように長く延びるのを見ました。またすぐ眼の下のまちまでがやっぱりぼんやりしたたくさんの星の集りか一つの大きなけむり
かのように見えるように思いました。



宮沢 賢治(みやざわ けんじ)
 1896年8月27日-1933年9月21日。岩手県花巻に生まれる。童話作家、詩人、農業指導者、教育者。自らも開墾生活をしつつ羅須地人協会を設立し、稲作指導をしたり、農民芸術の必要を説いた。主な作品「銀河鉄道の夜」、「風の又三郎」など。宮沢賢治の 理想郷イーハトヴ(イーハトーブ;イーハトーヴォ)は、岩手(いはて)からの造語。




□ 今週の果物

 今週は仙台市の青果物市場に入荷している果物について紹介します。仙台市に入荷している果物全体の半分くらいが熊本産のミカンです。ついで、カキ、ナシ、リンゴなどが多くなっています。産地別では熊本、奈良、長崎などから入荷しています。

ミカンは熊本、長崎産などです。

リンゴは山形や岩手から入荷しています。「ジョナゴールド」は岩手産、「王林」は福島、山形産、「ふじ」は山形産などです。

ニホンナシは宮城、福島産です。「豊水」は宮城産、「新高」は福島、宮城産など、セイヨウナシは山形産です。 

カキは奈良、新潟、和歌山産の渋ガキが多く、甘ガキは奈良産などです。

ブドウは秋田、青森、福島産です。「巨峰」は福島、山梨産、などです。クリは愛媛産です。キウイフルーツは宮城産などです。

イチゴは宮城、北海道産です。温室メロンは熊本、茨城、高知産で、「アンデスメロン」は山形産です。スイカは熊本産です。




□ 今日のフォト

 店頭に赤や黄色のリンゴが沢山並べられています。農研機構果樹研究所のリンゴの圃場でも果実が成熟しつつあり、近づくとリンゴ特有の甘い香りがします。

http://www.kudamononet.com/kkr/snapshot/KK-News65.html
  (掲載は次号まで)





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  からだにいいことβ習慣!



☆ 編集部より ☆

 出前講座を推進しているフルーツルネッサンス21のメンバーの方とお話する機会がありました。自分たちだけで盛り上がるのは簡単だが、果物やパンフレット片手に出前講座に出かけるのはとても大変です。でも、さすがに、実践経験が豊富な会員だけに有益な経験談を伺えました。
 今後、こうした点を線に、面に拡大するためには食育とのつながりを強めていくとのことでした。本メルマガも、食育には力を入れており、フルネ21のお役に立てればと思っています。(tnk)

 今週1週間諸事情により親が不在にしていました。そのとき食べた果物はみかんゼリー2個、りんごヨーグルト1個。このメルマガの担当者としては大問題ですね・・・。(KT)




 果物&健康NEWS ご愛読に感謝申し上げます。

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 ご協力に感謝いたします。  編集長 敬白

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